パソコンを処分したいと思ったことはありませんか?
しかし、パソコンのような情報機器は一歩間違えると大変なことになり、トラブルに巻き込まれる原因になってしまいます。
この記事では、古いパソコンを処分する際に気をつけることと、正しい処分方法について解説します。
古いパソコン(PC)を処分する時に気をつけること
パソコンを処分する際は、以下のことに気をつけるようにしましょう。
- 事前に必ずデータを消去する
- 粗大ごみとして捨てられない
- 処分前に製造年月、メーカー確認
- 処分費用がかかるか確認
1.事前に必ずデータを消去する
よくパソコンに搭載されている「ゴミ箱」フォルダですが、ここにファイルを入れても消去したことにはなりませんので、注意してください。
これに関しては結構勘違いされている方も多いのが現状ですが、実際ゴミ箱ファイルに入れたデータはすぐに呼び戻すことができますのであまり意味はありません。
ちなみに、パソコンに入っている可能性が高い情報は以下の通りです。
五色さなえ
2.粗大ごみとして捨てられない
残念ですが、個人情報などを保護する観点から、パソコンは粗大ゴミとして捨てることができません。なので、パソコンは責任を持って自分で処分する必要があります。
3.処分前に製造年月、メーカー確認
なぜ処分前に製造年月やメーカーを確認する必要があるかというと、パソコンは製造年月から3年以内であれば買い取ってもらうことが可能だからです。
捨ててしまうのは勿体無いので、もし製造から3年が経っていなければ売ってしまうのも一つの方法です。高価なものである分、それなりの値段で買い取ってもらうことができるかと思います。
4.処分費用がかかるか確認
いざ処分するというタイミングで実は料金がかかりますとなってはいけないので、事前に料金を確認するようにしましょう。
家庭用のパソコンは、平成15年に「資源有効利用促進法」が定められ、メーカーによる自主回収またはリサイクルが義務付けられるようになりました。
パソコンがゴミとして捨てられないのはこの法律が原因ですが、この法律によってパソコン内に保存されている個人情報保護がある程度担保されているのも現状です。
古いパソコン(PC)を処分する方法
ではパソコンのような情報機器はどのように処分すればいいかというと、
- メーカーに回収依頼を出す
- 事業者へ郵送
- 下取りに出す
- 買取を依頼する
- 不用品回収業者を利用する
- 便利屋に依頼する
メーカーに回収依頼を出す
先ほども解説した通り、「資源有効利用促進法」に基づいて、メーカーはパソコンの回収が義務付けられています。
そのため、PCの裏面やパッケージなどにPCリサイクルマークがついている場合、無償でメーカーが回収してくれます。
もしマークがついていない場合、PC種類にもよりますが、三千円?四千円の間で引き取ってもらうことが可能です。
事業者へ郵送
メーカーの回収まで時間がかかりそうでそんなに待てない場合などにこの方法でパソコンを処分します。
そのメーカーにパソコンを郵送することで処分してもらうことが可能ですが、実は出張買取も行っている業者もあるため、時間がかったり、あまりパソコンの処分に手間をかけたくなかったりする場合には便利な方法と言えます。
下取りに出す
新しいパソコンを購入する際、下取りに出すことで、パソコンを処分できるだけでなく新しいパソコンの値引きができるため、おすすめの方法です。
家電量販店によってデータ消去の有無が分かれるため、事前に電話などで確認しておくのがよいでしょう。
買取を依頼する
パソコンの型が新しいほど買取価格が上昇しますので、新しいパソコンを売りたという方は特にお勧めの方法です。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者を利用することでもパソコンを回収してもらうことが可能です。
信頼できる業者を選ぶことで、情報の管理も徹底して行ってくれますので、パソコンを処分して欲しい場合は特に実績のある業者を選ぶことが大事です。
信用できる不用品回収業者の特徴と選び方│悪徳業者に騙されないで!便利屋に依頼する
こちらもできるだけ有名で実績のある業者を選ぶことで、情報のトラブルに巻き込まれることが少なくなります。
パソコンは大切な個人情報のデータベースと言っても過言ではありません。一番確実で一番信頼できるところに処分を任せることが重要です。
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